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安堵の重要文化財・中家住宅のご紹介サイト

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中氏の歴史

中氏の発祥(鎌倉時代以前)

・もと足立氏を称して伊勢国の鈴鹿地方に居住したという。


窪田の地への定着(鎌倉~室町時代)

・鎌倉時代末期、足利尊氏の挙兵に加わり、窪田の地に居を構えてその地を苗字として名乗った。

・室町時代初期の明徳年間に中氏を称し、窪田、笠目、岡崎の地を拝領して大和国人として定着した。

・大和の代表的豪族・筒井氏と姻戚関係を持ち、のち天正年間に筒井氏の伊賀への国替えに同行せず窪田に残った。


江戸期の帰農(安土桃山時代~江戸時代以降)

・豊臣秀長の大和入部にあたって、半ば帰農した随士として窪田庄を拝領した。

・延宝年間には三百石の地主となり、庄屋として江戸時代を経た。

中家の窪田での歴史は南北朝騒乱に始まるのです。


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重要文化財中家住宅とは

中家住宅は奈良県生駒郡安堵町(あんどちょう)にある環濠住居です。中世の戦乱の時代にこの地に構えられた住居で、奈良県内のこの時代の特徴をよく表しています。   昭和43年に主屋、新屋敷とこの表門が重要文化財に指定され、のちに新蔵、米蔵、乾蔵、持仏堂、持仏堂庫裏などが追加指定されています。主屋は江戸時代初期の建築、新座敷は江戸中期の安永年間、持仏堂はやはり江戸中期の享保年間の建築です。
 持ち主である中家の家族の方々が今も生活の場にしている「生きた住居」とも言える建物です。


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[中家住宅の概要]
所在:奈良県生駒郡安堵町窪田133
地理:近鉄橿原線平端駅より南西1.5キロ、JR大和路線法隆寺駅より東南東1.8キロ。

見学スケジュール:午前9時~午後5時 8月1日~8月31日および12月15日~1月15日は非公開。料金:500円

見学予約:見学には予約が必要です。[0743-57-2284] できれば前日までが望ましいですが、当日でも可能なことがあります。

書籍:大和の環濠屋敷「中家の魅力」(向陽書房 ISBN:4-906108-15-6 103ページ)(1,900円) 中家住宅にても販売


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